Column 不動産お役立ち情報

2017.11.25

マンション投資の収益性はどのくらい?収益物件を選ぶポイント

不動産お役立ち情報

不動産投資の中でも人気になっているマンション投資。
総合的な収益額や安定性などを考えると、多くの投資に比べてメリットの多い商品です。
今回は、そもそも収益物件とは何か?どんな物件を選べば良いのか?といったポイントについて解説します。

 

収益物件とは? 兵庫県・大阪府の利回りの相場は?

一棟売りのアパートや賃貸マンション、その他テナントビル等を運用し、毎月一定の賃貸収入が得られる物件のことを「収益物件」と呼びます。
運用によってどの程度の収益を上げられるかは、「利回り」というパーセンテージで表されます。
利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があり、リターンの額面を計る場合は、投資額に後者をかけて求められます。

 

兵庫県の平均利回り

 兵庫県の平均利回りは2017年3月の段階でおおよそ4.9%です。ただし、人気のある神戸市中央区の平均利回りは6%と、他の地域に比べて高い傾向にあります。
 
 

大阪府の平均利回り

 大阪府の平均利回りは2017年3月の段階でおおよそ5.3%です。
なお、大阪市の中心となる中央区の場合は、数値が6.3%になり、比較的高い利回りとなっています。
 
 

他の投資と比較したマンション投資の収益性は?

世の中には株取引や投資信託、国際、外積・外貨預金など、“投資”と呼ばれる商品が数多く存在します。
しかしその多くが、以下のような点でマンション投資に比べ劣ると言わざるを得ません。

 

●総合的な利回り

●インフレへの強さ

●相続時の有利性

●節税効果

●生命保険としての借金の活用

 

「アパート経営であれば、利回りも高いのでは?」とお考えになる方も多いですが、
サイクルコストを考えた場合にはそうとも言い切れません。
確かにアパートの場合、建築価格が安く、客付けさえできていれば高い利回りを確保できます。
しかし、県筑後10年が経過した時に、アパートは老朽化の可能性が高いです。
その結果、大規模修繕などが必要になると、そこで大きなコストがかかり、収益化が振り出しに戻ってしまうこと。

同じ単身者をターゲットにした不動産経営であれば、中古ワンルームマンションなどを検討したほうが、
資産価値や将来的な収益性は高くなるケースが多いのです。

 

良い収益物件を選ぶポイント

収益物件運用の目的は、毎月の安定的な家賃収入です。
そのため重要なのは、空室になりにくい物件を探し、選ぶことです。
もちろん、利回りについても着目しなくてはなりません。

 

空室になりにくい物件の条件とは?

 まずは利便性。住居であっても事務所であっても、やはり駅から近く、利用路線が多いにこしたことはありません。
また、ターミナル駅へ直結しているなども大きなポイントですね。
こうした立地条件は、はじめに確認・比較すべきでしょう。
さらに、周辺にコンビニや飲食店、公園などの公共施設があるかどうかもチェックすべき点です。

さらに管理・メンテナンスについても確認が必要です。
管理人が常駐し、共用部分がしっかり清掃されているなどは大きなプラス用紙です。
また、修繕計画があるか? 定期点検が行われているか? なども、確認しておくと良いでしょう。

 

利回りが高い物件とは?

 販売図面を見ていると「表面利回り」が記載されているケースがほとんどです。
しかし、実際には管理費や税金といったランニングコストがかかるため、この数値はあまり当てになりません。
大切なのは、すべてのプラスとマイナスを合計した後に出てくる「実質利回り」です。
収益物件を選ぶ際には、この点にも注意してください。

マンション投資を行う場合は、実質利回りをチェックしながら情報を集め、最終的にはご自身の目で物件を確認するのが大切です。
安定性の高い収益物件運用の確度をより高めるために、今回ご紹介したポイントをぜひお役立てください。