Column 不動産お役立ち情報

2017.11.25

収益物件、購入するなら新築?中古?

不動産お役立ち情報

収益物件とは?

そもそも「収益物件」ついて詳しくご存知ない方もいるかもしれませんので、ご説明しましょう。
「収益物件」とは、家賃収入を得る目的で購入した賃貸マンション、テナントビル等の不動産です。
賃貸マンションに住んでいる場合、その賃貸マンションはオーナーにとっての収益物件ということになります。

2005年4月にペイオフ(預金保護)が本格解禁され、金融機関が破たんした場合1,000万円以上の預金は保証されたなくなってしまいました。
そのため、保険として資金の分散方法や投資の方法が模索されています。物件の購入も投資のひとつとしてスタンダードになりつつある方法です。

 

どのような物件がおすすめ?収益物件を選ぶ3つのポイント

投資のと物件を購入するのであれば、なるべく収益の見込みがある物件を選びたいものです。
物件選びの際は、以下のようなポイントに着目してみると、その物件の期待度が見えてくるでしょう。

 

① 立地

 物件にとって立地は非常に重要なファクターです。
最寄り駅からのアクセスはもちろん、商業施設、役所、医療機関への行きやすさなども考慮する必要があります。
ターゲットとする入居者によっては大学、オフィスビルなどへの行き来も考えられるでしょう。
入居者のニーズを想像するとともに、必ず自分の足を使って物件の立地を確認するのが肝要です。
 

② 将来性

 物件周辺の様子にも気を配りましょう。
大きな空き地があれば大規模な建物の建設が考えられ、周辺エリアには将来性が期待できます。
区画整理の影響を受ける場所に物件が位置していれば、将来の建替え時に補償金が出るなど経済的なメリットもあるかもしれません。
 

③ 収益性

 収益物件において物件の担保価値はさして重要ではありません。大事なのは安定した収益の持続性が見込めるかどうかです。
あくまで収益の持続性にプライオリティを置くのであれば、物件探しのハードルを下げてコストダウンするという考え方もあります。
 

中古物件を収益物件として購入するメリット・デメリット

中古物件は、なんといっても物件の手頃な物件の価格が魅力的です。
同条件の立地、将来性でも新築よりはるかに安く購入できるでしょう。
築15年以上の木造アパートであれば物件の評価額をゼロとして、土地のみの評価額で購入するという手もあります。

一方で、建物の老朽化状況によっては大規模なメンテナンス、修繕が必要となります。
いくら物件の価格が安くても、メンテナンスの費用と合算すると新築物件の価格を超えてしまうことも少なくありません。

 

新築物件を収益物件として購入するメリット・デメリット

新築物件はセキュリティ、住居設備など最新のものを導入しているのがメリットです。
中古物件のように入居までにメンテナンスが必要となるケースも少なく、当面は修繕を行わずに運用していけるでしょう。
その分、物件の価格は高くなります。それにともなり家賃設定も高くする必要がありますので、入居者の募集に苦労するかもしれません。
また、立地・将来性といった条件は、中古物件よりシビアに選ぶ必要があるでしょう。

まとめ

西宮市、神戸市、そして大阪府大阪市を比較すると、西宮市は15歳以下の人口率が多く、出征数も全国92位と高ランクをマークしています。
そのためファミリーにターゲットを合わせた物件を運営すると、ロングスパンで安定した収益が見込めるかもしれません。
物件選びの際は、今回ご紹介したようなポイントに注目して検討するといいでしょう。
特に、中古物件と新築物件のメリット・デメリットはよく吟味してください。