Column 不動産お役立ち情報

2017.11.25

地主や経営者だけではない!不動産投資は誰にでもできる!

不動産お役立ち情報

不動産投資と聞くと、多くの方は「お金持ちが余った資産でやるもの」とお考えになるのではないでしょうか? 
しかし、実際には地主や経営者といった方だけでなく、
一般企業で働くサラリーマンや公務員など、多くの方がチャレンジされていると言われています。
そこで今回は、その真相を探るべく不動産投資経験のある方100名に対してアンケートを実施。
職業だけでなく、年収も合わせてお伺いし、ランキングを作成しました。
不動産投資に興味はあるけど、なかなか第一歩を踏み出せないという方にこそ、ご覧いただきたい結果となっています。

Q.不動産投資をしている人に質問です。あなたの職業は何ですか?また年収はどれくらいですか?

●職業

 1位:会社員・・・57%

2位:その他・・・19%

3位:公務員・・・9%

4位:無職・・・6%

5位:不動産などの投資家・・・5%

6位:会社役員・・・4%

 

●年収

1位:300万~500万円・・・35%

2位:500万円~800万円・・・22%

3位:800万円~1000万円・・・17%

3位:300万円以下・・・17%

4位:1500万円以上・・・5%

5位:1000万円~1200万円・・・3%

6位:1200万円~1500万円・・・1%

 

アンケートに寄せられたコメント

・少ない年収であっても不動産投資は可能です。
 地理的な条件を確認し、自分に有利な条件を振り返ることが大切です。(男性/秋田県/35歳/会社員/300万円以下)

・マネー雑誌で不動産投資に興味を持ち、始めました。
 借り入れはせずに無理のない範囲で始めましたが、選んだ物件が条件が良く、思った以上にリターンを得ることができました。
 今度はもう少し積極的な方法で投資しようと思っています。(女性/徳島県/42歳・会社員/500万~800万円)

・元々は会社員でしたが、不動産投資のみで食べて行けると確信したので、無職になりました。(女性/千葉県/59歳/無職/500万~800万円)

・不動産投資は手頃な価格で始められるものもあり、また利益も生まれやすい。
 貯金を増やしたいという想いで始めたのがきっかけです。(女性/神奈川県/21歳/公務員/300万~500万円)

・若い頃よりは収入が増えたとはいえ、やはり老後の生活が年金だけというのは不安なので、
 半年ほど前から不動産投資を始めました(男性/埼玉県/26歳/会社員/300万~500万円)

・将来の年金もいくら受け取れるか分からないので、自分で資産運用をしています。(男性/奈良県/40歳/会社員/300万~500万円)

・子供の将来を考えると、投資などで学費を今のうちから用意しておきたいと思ったから(男性/奈良県/40歳/会社員/300万~500万円)

・薬剤師で、会社を経営しています。
 不動産は、親も大家さんなので引き継いでやっている部分が多いです。(女性/香川県/46歳/会社役員/800万円~1000万円)

・元々は株式を中心に投資をしていたのですが、数年前から少しずつ不動産にも挑戦しています。(男性/石川県/35歳/不動産などの投資家/1500万円以上)

・自営業のため、税金対策を兼ねて不動産を所有している。(女性/北海道/31歳/その他/300万~500万円)

アンケートに寄せられたコメントを見ていくと、職業や年収にかかわらず、多くの方が現在の収入を補うことや、
将来の蓄えとしての資産運用として不動産投資を行っているようです。
なお、家族が経営していた収益物件を受け継いだというケースだけでなく、
ご自身の資産で投資をスタートされたという方も少なくありませんでした。

 

不動産投資をする人の職業は会社員がNO.1

結果を見ていただくと分かる通り、不動産投資を行う人の職業の第一位はなんと会社員。
富裕層であると考えられる会社役員や投資家、その他を合計しても、
その割合はわずか28%です(ちなみに、「その他」を選んでいる方の多くは自営業か個人事業主でした)。

一方で、会社員と公務員の合計は66%にものぼります。こうして見てみると、不動産投資を行っているのは一部の富裕層ではなく、
一般企業で働くサラリーマンや、公務員が多数を占めていることが分かりました。

 

年収は意外に平均的! 不動産投資に高収入は不要?

次に、不動産投資を行う人の年収についても見てみましょう。
第一位になっているのは300万円〜500万円。日本における2016年の平均年収が442万円ですから、
これは正に平均的な収入層と言えるでしょう。さらに、第二位となっているのは500万円〜800万円です。
転職サイト等で“高収入”と書かれる求人はおおよそ800万円以上。つまり、この層についても、そこまで“高収入”とは言えません。

800万円を基準として合計を求めると、高収入の方で不動産投資をしている人はわずか26%。
つまり、一般的な収入層であったとしても、不動産投資をはじめるのには十分であると言えるのです。
そもそも富裕層の割合は少ないのが常であるため、アンケートを行えばその割合が低くなるのは当たり前です。
しかし、今回はある程度大きなお金が動く“不動産投資”がテーマだったため、一概にそうとは言えません。
にもかかわらず、結果は平均的な収入を得るサラリーマンが第一位でした。

実は、不動産投資において会社員という地位は非常に有利です。収益物件購入をする人の多くは、銀行から融資を受けます。
この際、安定的な収入を得ている会社員というのは信用力が高く
同じくらいの年収の経営者や自営業者よりも資金調達がしやすいのです。

こうした条件や、今回のアンケ—トを踏まえると、実は不動産投資が身近なものであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。