Column 不動産お役立ち情報

2017.11.25

仲介と買取りの違い

不動産お役立ち情報

不動産の売却方法は「仲介」と「買取り」の2つに分けられますが、違いが分からない方もいらっしゃると思います。
簡単に言えば、売る相手が違います。それぞれの特徴を把握し、自分に合った売却方法を選択しましょう。

 

仲介の特徴

仲介の場合、不動産会社が不動産流通ネットワークや広告を利用して購入希望者を探します。
価格の決定権は売主にあるので、希望の価格で売却が可能です。
成約時には仲介手数料を支払う必要がありますが、希望額で売却することができれば、買取りよりも多く手取り金が残ります。
購入者が見つかり次第、不動産を売却するのでおよそ3ヶ月~6ヶ月が目処です。
しかし、購入者が見つからない場合は、条件の変更や価格の値下げなどをしながら待つ必要があるので、
時間がかかったり、なかなか売れないというリスクがあります。

 

買取りの特徴

買取りの場合、お客様の所有不動産を不動産会社が直接買取ります。
直接売買なので仲介手数料は必要ありません。

購入者を探す手間が省けるので、価格さえ合意すればすぐに売却できることができます。
それによって資金繰りが立てやすいというのが特徴です。
売却時期がおよそ2週間~1ヶ月となり、すぐに売却して現金が欲しいという方に向いています。

しかし、不動産会社は買い取ったあとすぐに転売するという背景から、
仲介よりも売却価格が安くなるので、手取り金も仲介より少ないです。

 

買取りのメリット

瑕疵担保とは、不動産売買の際、生活に支障をきたすようなキズなどの欠陥があった場合に、売主が負う賠償責任や契約解除を含んだ契約のことです。
不動産会社が買主となる買取りの場合、瑕疵担保責任が免責されるので売却後の保証による出費などの心配もなく、キズや故障がある物件でもそのまま売却することが可能です。

即現金化できる

急いで物件を売却したい場合は、不動産会社に買取りを依頼することで即現金化できます。
仲介のように購入希望者を待つ必要がなく、価格面で納得されたらすぐに売却が完了します。
買取りは基本的に現金買取となり、最短数日で現金化できるので、急いでいる方にとって大きなメリットとなります。

契約後、融資での白紙解約がない

不動産売買の契約後、買主のローン特約などによって条件が成立せず、契約の効力が無くなることを「白紙解約」と言います。仲介の場合は白紙解除になることもありますが、買取りの場合は不動産会社が買主となるため契約後に白紙解約となる心配がなく、安心して契約を結ぶことができます。

2つを比較してみると、ゆっくり待つ時間があって少しでも高く売りたい方は仲介、安い価格でもすぐに売却したい方は買取りを選択するといいでしょう。何度も経験することではないからこそ、失敗のない不動産売却を実現させることが大切です。

弊社は兵庫県西宮市を拠点に構えており、兵庫や大阪などの関西圏を中心に仲介物件の販売や買取りを行っております。お客様一人ひとりに最適な仲介物件をご紹介いたします。無料相談やコンサルティングも行っておりますので、不動産売却をお考えの方や仲介物件をお探しの方はお気軽にご相談ください。

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